10月16日  教職員AED講習会

AED講習会を実施しました。

AED( Automated  External  Defibrillator  自動体外式除細動器 )は、心筋がけいれんしてしまうことで拍動がうまくできなくなり、血液送り出せなくなった状態(心室細動と言います)になった時に、電気ショックを与えて正常なリズムで血液を送り出せるようにするものです。

 2004年からは、一般人でも使用できるようになり、学校をはじめ、多くの場所に設置されるようになりました。

 基本的には、AEDが操作方法を音声でガイドしてくれるので、それに沿って使用すればよいのですが、AED装着までは人がしなければならないので、そこまでの流れ、AEDが到着するまでの救命措置などをしっかりと学んでおくことが大切です。

 颱風をはじめ、自然災害も多発していますので、他人ごとではありません。

 今回、教職員の研修として、日本赤十字社埼玉県支部から、救護・講習課の主事 平田 瞬 様 と 救急法指導員・幼児安全法指導員 木曾 てる子 様 のお二人においでいただき、AED講習はもちろん、担架による人の運搬法など、実践的な内容のご指導をいただきました。

 生徒の皆さんには、12月11日に部活動の代表者を対象にした講習を実施します。

 一生のうちで実際にこのような体験をすることはないかもしれません。しかし、万が一の際に命を救える知識を互いに持つことは大切なことです。