学校概要

校長室

  ようこそ! 校長室へ!

     校長  矼(いしばし) 秀年  

 本校は、普通科の他に音楽科、美術科、書道科の各専門学科を併設し、さらに普通科には外国語コースも設置する高等学校です。芸術教育と国際理解教育を合わせ持つ全国を見回しても稀な特色の学校です。開校は昭和61年で、創立から今年で39年目となりました。来年度は創立40周年の節目の年を迎えます。これまで1万3千名余りが卒業し、社会の多方面で活躍する優秀な人材を多く輩出してきました。中には第一線の表現者として、アーティストとして活動している卒業生もいます。

         

 生徒の学校生活は、「自立・協調・創造」の校訓のもと、学習や運動に熱心に取り組み、自分の専門性を高めようとする様子が輝いています。また、文化祭などの学校行事では、生徒が相互に協力し合い、熱い心と豊かな表現力で最高のパフォーマンスと、とても素晴らしい完成度を見せてくれます。

                        

 各部活動の実績では、吹奏楽部や美術部、書道部、弓道部をはじめ、全国を舞台とした発表の場で華々しい成果をあげています。

 そして、充実した3年間を送った卒業後は、ほとんどの生徒が希望の大学などの上級学校へ進学します。

 生徒は目的意識、社会規範意識が高く、学ぶときはひたむきに学び、ときには大いに盛り上がって、自分自身を豊かに、しかも着実に高めていきます。メリハリのある学校生活を送るには、大宮光陵高校は最高のステージと言えましょう。

                

 ちなみに、この4月に校長として着任した私は、18年前に本校で一教員として担任をしていました。私の大好きな大宮光陵高校を、ぜひご覧ください。

                              

本校のマスコットキャラクター ルミナ 

 

ブログ

校長ブログ(令和6年度)

第三十九回入学式 校長式辞

 桜満開の今日、この佳き日に、PTA会長鹿倉麻由美様をはじめ、御来賓の皆様、並びに新入生の保護者の皆様のご臨席を賜り、埼玉県立大宮光陵高等学校第三十九回入学式を盛大に挙行できますこと、この上ない喜びであり、皆様に厚く御礼申し上げます。   ただ今、入学を許可いたしました354名の新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。在校生、教職員一同、心から皆さんを歓迎いたします。  また、保護者の皆様におかれましては、お子様のご入学、本日は誠におめでとうございます。学校を代表して、心からお慶び申し上げます。 これからの三年間、本校教職員一同お子様の成長を支えてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。  さて、もとより本校は、普通科、音楽科、美術科、書道科の四学科を有し、さらに国際理解教育にも力を注ぐ、全国を見渡しても類のない特色を持った学校です。  昭和六十一年の開校以来、今年度で創立三十九年を迎え、一万三千名を超える卒業生を輩出してきました。本日入学された新入生の皆さんが、二年生になる来年は、四十周年という節目を迎えます。これまで本校が重ねた年月の歩みと輝かしい実績は、もはや伝統として脈々と次世代へと引き継がれて久しくなりました。   ところで、なぜ人は学校で学ぶのでしょうか。それは、 人は誰も一人では生きることができない生き物だからです。人類は集団で社会生活することによって、物事に意味を見出し、それに名前を付け、言語を発達させました。相互に共有可能なこの言語は、さらに人の意識を構造化し、脳を発達させて、お互いに考え方や思いを交換し合えるようになりました。そして、集団の中でお互いを認め合い、支え合うことによって、この地球で生き残ることができ、今日の繁栄があります。  生まれてすぐの人間は、ほっておかれたら自然界で生きていくことはできません。  しかし、他の生物の多くは、誕生と同時にある程度の自立性があります。生まれたばかりの鹿の子は、すぐに立ち上がり、走れなければ、他の動物にすぐさま捕食されてしまします。  一方、生まれたばかりのときは無防備な人は、長い年月をかけて、多くの人々とそれを取り巻く環境の中で、様々なことと関わり合いながら脳を発達させて成長します。ここが他の生物と大きく異なるところで、人間独自の生き残りの戦略だったといわれています。  新入生の皆さん。あなたがこの世に生まれてから、今ある健康な体と意識や思考を獲得するために、多くの人々の支えと、関わり合いがありました。愛情を持って育ててくれる家族の支援と関わりと、かけがえのない友人達との関係性によって、言語の経験を重ねて意味を知り、思考を構造化し、文化を享受し、コミュニティの中で育まれ、今ここにある自分がかたちづくられています。 学校は、同じ価値や意味を共有し合う同世代の多くの仲間と関わり合い、同じ方向性に向かって若い情熱を燃やしながら、共に成長し合うコミュニティであり、また、社会に出るまでの甘いモラトリアムとも言えます。 喜びであれ、悲しみであれ、学校での生涯忘れることのできない記憶の一つ一つは、この先の自己形成においても、大きな影響を与えることでしょう。そこに学校で学ぶという意味があるのだと、私は思います。  大宮光陵高校は、全国にも稀な、他にない多様な学びを展開しています。豊かな情操を養うには、きっと最高のステージとなるでしょう。    そこで新入生の皆さんに、私から二つお願いがあります。  一つに、まずは自分自身を大切にし、そして同じ様に友達も大切にすることです。かけがえのない他者によってかたちづくられて、自分が生かされていることを謙虚に知って、各学科を超えて仲間たちをリスペクトし、多様性を享受してください。  集団の中に、個性が際立つ多様なキャラクターが存在することで、全体に一つの美しいハーモニーが生まれるものと私は思います。  もう一つは、やりたいこと思ったことは、少し背伸びしてでも挑戦してみてください。自分にはまだ無理かな。と、思ったことも果敢に挑みましょう。やってみて失敗しても、失敗から見えてくるものがあり、そこに必ず学びがあります。少し背伸びしてやってみたことが成功したとき、その背伸びの分が成長の証なのだと私は思います。   本校の校訓は「自立・協調・創造」です。自らの主体性と体力・精神力を確保し、多様な価値を認め、新しい意味を生成する前衛としての気概を持ち、顔を上げてまっすぐ前を向いて、力強く学校生活を送ってください。  改めまして、保護者の皆様、お子様のご入学、誠におめでとうございます。心よりお祝い申し上げます。 今日の日を迎えられ、感慨もひとしおのことと存じます。これまで注いでこられた皆様の愛情にはとても及ぶものではございませんが、私ども教職員は、全力でお子様の成長を見つめ、支え、伸ばす指導に努めます。なにとぞ、本校の教育活動へのご理解とご協力をお願い申し上げます。   ときに、若さ未熟さゆえに、手助けも必要なときがあるとは思いますが、お子様を信じ、成長を見守っていただけたらとお願いいたします。本校での三年間のお子様の成長の様子を、ご一緒に楽しんでいいただけたらと存じます。  結びに、ご来賓の皆様方並びにご列席の皆様のます ますのご健勝と、新入生の輝かしい未来を祈念して、校長の式辞といたします。     令和六年四月八日         埼玉県立大宮光陵高等学校長   矼  秀年
0

第1学期始業式 校長の話

 皆さんおはよございます。新年度となりました。これから、皆さんは新たなことを学び、学校行事に、部活動にと、今年一年に期待しているところと思うます。ぜひ、何事にもチャレンジ精神で取り組んで、自分自身を高めてくれたらと思います。

 さて、今日はこの場で、先週まで私が特別支援学校の校長を勤めていたことから、そこで私が学んだことを紹介したいと思います。

 一つに、何歳になっても謙虚に学ぶことは大事だなあと思ったことと、多様な人々が手を取り合って生きることができる社会を実現するための考え方、についてです。賢明な光陵生のことだから、すでに知っていることかもしれませんが聞いてください。

 特別支援学校に通う児童生徒には、見えなかったり、聞きこえなかったり、また逆に聞こえすぎてパニックになってしまう子などもいます。大きくなっても幼い心のままの知的障害もあり、私はその知的障害のある子どもたちが通う学校に勤めていました。 

 そこで校長として、この子達一人一人をなんとかしてあげたいなぁなどと思ったりしましたが、その考え方が誤りだったことを知りました。

  どういうことかというと、障害とは、社会にあるバリアやハードルという意味であって、「障害は個人に宿るものではなく、社会に宿っている。」と、いうことを学んだからです。

 簡単にいうと、障害のある人にとっては生活しにくい社会を、私も含めて障害のない人たちが勝手につくってしまっているということです。

  このことをこの年になってやっと学びました。目から鱗が落ちましたが、本当に遅すぎたと実感しました。と、同時に、何歳になっても学ぶことが大事だとも謙虚に思いました。それゆえに、今日もまた何かを学び取とってやろうと構えています。

 皆さんは、今日から新しい出会いがあり、新しい友人ができたりもするでしょう。

 また、新しい環境に不安を持っている人も少なからずいるかも知れません。度合いの差はあれ、生きにくさを感じてる人はいませんか?

 そんな人を思い気遣ってくれるのが光陵生だと私は知っています。

  そこで皆さんにお願いがあります。まずは光陵で共に学ぶ仲間を大切にして、相手を気遣い、いたわる心を忘れずに、よい関係性を結んで過ごしてください。今年が、皆さんにとって、思い出に残るよい一年になることを願っています。

  それから、後ろにちらっと看板が見えていますが、今日は午後、入学式があります。

 期待に胸を膨らませたそれはそれは可愛い新入生たちがやって来ます。先輩として歓迎してあげてください。おもてなししてくれたらなおよいと思います。

 そして光陵がいかに素晴らしい学校であるかを、爽やかな先輩たちの様子を、徹底的に見せつけちゃってください。

 よろしくお願いします。以上になります。

0

着任式代表者挨拶及び自己紹介

 この四月に、和光南特別支援学校から参りました校長の矼秀年と申します。先週まで特別支援学校の校長をしていました。苗字がちょっと珍しいので覚えていただけたらと思います。石編にカタカナの工の字がつくりとなって、一文字でイシバシと読みます。

 さて、当然ではありますが、生まれて初めて、光陵高校の校長職を拝命しました。身の引き締まる思いでおります。と、いうのも、皆さんが生まれる前か、生まれた頃になりましょうか、実は私は、この光陵高校で美術科の担任をしていました。

 その教え子たちも、今ではみんな、お母さんになったり、一人前のアーティストになって活躍したりしています。そしてこのほど、18年ぶりに大好きな光陵へ帰ってきたところです。 

 「ただいま」って気分でいたんですが、帰ってきたら存じ上げない方々ばかりなので、浦島太郎の気持ちが少しばかり理解できるようになりました。

 それはさておき、普通科の他に音楽、美術、書道の芸術専門学科を設置する本校にあって、歴代校長には音楽がご専門の先生方は何人かおられたと伺っております。前任の小川校長先生もそうでした。

 美術が専門の校長が本校に配属されるのは、実は光陵高校始まって以来、初とのことだそうです。光陵高校のようなユニークな学校は、埼玉県でも極稀な存在なので、それじゃ埼玉県初のことなの? 広げて考えてみるといやいや日本初? ということは世界初じゃないか、と、かように大変光栄なことだ。というか、必要以上に身に余る光栄だと感じているところです。

 また、機会あるごとに皆さんに申し上げているんですが、美術を専門領域とする高校の校長は埼玉県では現在私一人です。関東地方でも2、3人しかいないようです。

 教育界とその周辺からは絶滅危惧種と囁かれています。実際に、イリオモテヤマネコやヤンバルクイナ、アマミノクロウサギより個体数としては確実に希少な存在だと思います。 

 それゆえに、皆さんにお願いがあります。なんとか皆さんの大きな温かい愛で、この私を大事にしてくれたらとお願い申し上げます。

 IUCN、国際自然保護連合や環境省のレッドリストにはまだ掲載されてはおりませんが、大切にしてくれないと本当に絶滅の恐れがある珍獣の一種です。

 それはそれとして、先に、新着人の先生方をご紹介させていただきました。この精鋭揃いの先生方をお迎えすることができ、校長として、大変嬉しく思っています。初めて本校に着任された先生方には、早く本校に慣れていただいて、皆さんと楽しくご勤務いただけたらと思います。

 それでは、生徒の皆さん、ここにいらっしゃる先生方を、どうぞよろしくお願いいたします。

 以上を、新着任者代表者あいさつと、私の自己紹介にかえさせていただきます。ありがとうございました。

0